滞在型"週末"田舎暮らし
「クラインガルテンの楽しい利用法」
フロインデン八千代(兵庫県多可町八千代区)
クラインガルテンとの出会い




クラインガルテンとの出会い

米谷修さん
フロイデン八千代のコテージ

 米谷修さん(74歳)は、八千代区の滞在型市民農園の1つ、「フロイデン八千代」を利用しています。毎週末、車で40分ほどかけて加古川市内の自宅から八千代にやってきては、畑仕事に汗を流します。
「自然に触れ、土に触れ、自分の時間を好きなだけ、好きなことに費やせるのですから幸せですよ。ここに来るのがとても楽しみで、夏には週2、3日、冬場は週に2日くらいはここで過ごしていますね」
そう言いながら、コテージの前で自然と笑顔がこぼれます。
米谷さんが、クライガルテンを利用しはじめたのは1995年、63歳のときでした。製薬会社を定年し、第二の人生を模索しているとき、新聞で「クラインガルテン利用者募集」の記事を見つけて興味をもちました。
「たまたま運転免許を取得したばかりの頃でした。八千代区ののどかな田舎道を走っていると、ヨーロッパの山小屋のような赤い屋根のコテージを見つけたのです。それが新聞記事で見つけたクラインガルテンでした。もういっぺんに気にいりまして。子どもたちの応援もあって、応募したわけです」