第7回 「キャプテン研修」(2)


平成22年9月2日(木)に、C-dayの推進役を担う全国のキャプテンを対象に「キャプテン研修」を開催しました。この研修は、活動についての理解を深めること、そして「C-day成功のためにがんばろう!」というモチベーションを高めることを目的に、毎年実施しています。(研修前半の様子は第6回のコラムをご覧ください。)

 研修前半の様子は第6回のコラムは下記をクリックしてください

  ☆第6回 「キャプテン研修」(1)



棚田ネットワークの中島先生による「過疎・高齢化する中山間地域における社会貢献」と題したご講演、アストラゼネカオリジナル体操の講習に続いて、研修の後半は、弊社社長の加藤による激励から始まりました。


◆たくさんの汗、いっぱいの笑顔

 社長からはまず、忙しい業務をこなしながらC-dayを成功させるために骨を折ってくれているキャプテンたちに対して、ねぎらいの言葉が掛けられました。それから、今年のC-dayのスローガン「たくさんの汗、いっぱいの笑顔」を紹介し、このスローガンのもとに心を一つにしてしっかり作業をし、これまで以上に高齢者の皆さんのお役に立とう、という話がありました。

 このスローガンは、C-dayが5年目という節目を迎えるにあたって、新たな気持ちで活動に取り組めるようにと、今年4月に社員公募で決めたものです。「C-dayにかかわる人たちの準備・作業に伴う労働を汗と表現し、その過程で生まれる地域の方との交流や感謝の気持ちを笑顔として表現した。そして、当日そんな一日であってほしい」という意味と願いが込められています




◆キャプテンの「宣誓」
全国のキャプテンをテレビ会議システムで繋ぎ、キャプテン研修を開催した。

 続いて、全国からテレビ会議システムで繋いで参加しているキャプテンが、北海道から順番に、講師の先生方や社長の加藤をはじめ参加者全員に対して「がんばります」という「宣誓」の言葉を述べました。多くのキャプテンが、すでに地元の方とコンタクトを取っており、地元の皆さんが楽しみにしてくれていること、期待に応えたいこと等を力強く話しました。

 例えば、今年初めて活動を実施する愛媛県野村町のキャプテンは、業務での担当エリアが野村町であるため、日ごろお世話になっている地域の皆さんに恩返しするべく立候補したと話しました。また、今の職場に異動して間もないため、キャプテン業務を通じて同僚と更にコミュニケーションを図りたいという人、結婚を決めたことが社会貢献活動に関心を持つきっかけになったという人もおり、キャプテンを引き受けた理由は様々です。

 昨年に引き続き立候補したキャプテンもおり、前年の反省点を今年は工夫して克服したいと話しました。また、あるキャプテンは、活動地域の副町長から地元でのマラソン大会に誘われ、社員7名で出場したというエピソードを披露してくれました。

 このように、キャプテンたちのコメントからは「昨年より良い活動にしよう」という気持ちや、地元の方々との繋がりの深まりが感じられ、この活動が年々意義を増していると確信することができました。



アストラゼネカ(株)
コーポレートマネジメント統括部 広報部
小野亜希子

2010年9月29日