オーライ!ニッポンぐんまシンポジウムが盛大に開催

2005.09.06

2005年9月6日
オーライ!ニッポンぐんまシンポジウムが盛大に開催

養老孟司氏による基調講演
パネルディスカッションの模様

 9月2日(金)、群馬県前橋市の群馬県民会館において、オーライ!ニッポン会議主催、群馬県、農林水産省、(財)都市農山漁村交流活性化機構共催、総務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省及び環境省後援により「オーライ!ニッポンぐんまシンポジウム~田舎においで!ぐんまのグリーン・ツーリズム~」を開催しました。

 農林水産省の川村農村振興局長、群馬県の後藤出納長が出席される中、600人近い参加者を得て盛大に開会されました。

 本シンポジウムでは、「人・もの・情報が往来する-平成の参勤交代」と題して、オーライ!ニッポン会議代表の養老孟司氏の基調講演に続き、竹本田持氏(明治大学農学部助教授)をコーディネーターに、「滞在、体験、交流そして定住」をテーマに、見城美枝子氏(ふるさと回帰支援センター理事)、小林康生氏(越後門出和紙工房代表〈新潟県柏崎市高柳町〉)、中村文彦氏(ぐんまグリーン・ツーリズムサポーター)、星野恵美子氏(農家民宿「みやま」経営)によるパネルディスカッションが行われ、それぞれの日ごろの活動の様子が紹介された後、農山漁村における体験活動などを展開するための課題などについて熱心に議論が交わされました。

 シンポジウム終了後、栗原氏、多留見氏によるオカリナミニコンサートが行われ、第2部の交流会へ。「県の食材をたのしんで」と題し、県内で収穫される農産物を使った料理や、県内で活動する加工グループの方々による美味しい加工品などが並び、賑やかな歓談が行われ、盛大のうちに閉会しました。

 また、関連行事として行われました「ぐんまの山村・グリーン・ツーリズム体験フェア」へは、延べ2万4千人が訪れ、「田舎まるごと体験コーナー」などには、約2500人が訪れ、様々な体験を楽しみました。