第4回オーライ!ニッポン全国大会が盛大に開催

2008.10.07

2007年3月14日
第4回オーライ!ニッポン全国大会が盛大に開催されました

養老代表
山本農水副大臣
下村官房副長官
島村衆議院議員
パネルディスカッション

3月14日(水)、東京都千代田区のイイノホールにおいて、オーライ!ニッポン会議、(財)都市農山漁村交流活性化機構及び農林水産省主催、(財)農村開発企画委員会、(社)日本森林技術協会共催、総務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、環境省、(株)ジェイティービー、毎日新聞社、NPO法人ふるさと回帰支援センター、(財)地域活性化センター後援により「第4回オーライ!ニッポン全国大会」を開催しました。

 養老孟司オーライ!ニッポン会議代表、山本拓農林水産副大臣、辻健治林野庁長官、また来賓として下村博文内閣官房副長官、島村宜伸衆議院議員(都市と農山漁村の共生対流を進める調査会会長)、大野松茂総務副大臣がご出席される中で、550人の参加者を得て盛大に開会されました。

 大会では、まず始めに「オーライ!ニッポン大賞」「食アメニティ・コンテスト」「むらの伝統文化顕彰」及び「山村力コンクール」の表彰式が行われ、オーライ!ニッポン大賞グランプリ(内閣総理大臣賞)は下村内閣官房副長官から、「オーライ!ニッポン大賞」は養老オーライ!ニッポン会議代表から、また「食アメニティ・コンテスト」「むらの伝統文化顕彰」の農林水産大臣賞は、山本農林水産副大臣よりそれぞれ賞状が手渡されました。

 続いて行われた全国大会では、第1部のオーライ!トークでは、養老孟司氏による「平成の参勤交代-都市と農山漁村の往来は、ひとと地域が元気になる。」と立松和平氏による「団塊の世代のちからを、農山漁村の力に変える!」と題した講演が行われ、第2部の事例発表では、今年度のオーライ!ニッポン大賞への応募の中で、審査委員の注目が集まった、栃木県立宇都宮白楊高等学校農業クラブによる栃木県茂木町での棚田保全活動について映像を交え、高校生らしいはつらつとした発表が行われました。

 第3部のパネルディスカッションでは、多摩大学教授の望月照彦氏をコーディネーターに、「オンナの本音に探る 田舎暮らしの成功の鍵」をテーマに、高知県梼原町で民宿「いちょうの樹」を営む上田知子さん、和歌山県白浜町で都市部からの交流や定住の受け入れに携わっている、大好き日置川の会 会長の奥山沢美さん、退職後、家族で北海道へ移住し、レストランやファームインを経営する服部政人さん、佐知子さんご夫妻、東京出身で今は宮城県丸森町で地域の魅力発信に取り組む早川真理さんを迎えたパネルディスカッションが行われ、今後の田舎暮らしや二地域居住を進める上でのポイントをそれぞれのパネリストの実体験をもとに、熱心に議論が交わされました。

 本大会により、都市と農山漁村の共生・対流を推進し、「人・もの・情報」の循環を活発化させることが、都市住民の癒しの場、また第2の人生として活躍する場の発見に繋がり、またそのことが農山漁村地域の求める地域の活力や地域経済の活性化に結びつくことが明らかにされ、今後ますます都市と農山漁村の共生・対流の必要性を強く感じることが出来ました。

 最後になりましたが、本大会にご参加を頂きました皆様には、お忙しいところ会場まで足を運んでいただき、誠にありがとうございました。

 今後とも、オーライ!ニッポン会議へのご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。