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平成28年度 第6回農山漁村コミュニティビジネスセミナー【地元のおばあさんの味の農家レストランで元気な過疎地に!】開催結果

登壇者

上米良 秀俊 氏

小川作小屋村運営協議会 会長  上米良 秀俊 氏

昭和27年8月23日生(64歳) 昭和46年 地元森林組合就職 平成19年3月31日退職 平成19年4月 西米良村議会議員当選 現在3期目  退職後作小屋村事業に取り組み現在に至る。家では、家内と2人で農林業を営み森林組合作業班として森林作業に従事

セミナー開催報告(2016年11月9日開催)

限界集落から生き生き集落に

 

平成28年度第6(通算116回)農山漁村コミュニティ・ビジネスセミナーは、【地元のおばあさんの味の農家レストランで元気な過疎地に!】と題して、宮崎県西米良村の小川作小屋村運営協議会の上米良秀俊会長をお迎えしました。

宮崎県西部の山間部に位置し、豊かな自然に恵まれた人口約1200人の西米良村の小川地区。住民100人ほどの集落ですが、地区内にある交流施設「おがわ作小屋村」には年間2万人超の観光客が訪れています。それはどうしてでしょうか?

その秘密は、過疎化・高齢化に直面しながらも、郷土料理を観光の目玉に据え、地域の特色を生かした住民主導の取り組みが実を結んだ。“おがわ作小屋村”の農家レストランのヒットによるものです。

“おがわ作小屋村”は、「平成の桃源郷づくり」を掲げた地域の人々が、自らの背丈にあった資源を見出し、工夫を凝らした料理で里山集落に賑わいを取り戻しました。

200910月にオープンした“おがわ作小屋村”は、地区住民の有志27人で構成された、小川作小屋村運営協議会が運営を担っています。

同協議会の上米良省吾事務局長は、「ここの風景は、“桃源郷”そのもの。都会の人が田舎の人と触れ合い、癒やされて帰ってもらいたい」と胸を張り、移住者や若者がUターンしたりと地域に若者の明るい声も聞こえるようになっています。高齢化率が72%まで高まり、消滅の危機にあった集落が沢山の交流人口を誇るようになった取り組みの秘訣を探りました。

第6回セミナー事務局のまとめ

平成28年度第6回(通算116回)農山漁村コミュニティ・ビジネスセミナーは、(地元のおばあさんの味の農家レストランで元気な過疎地に!】と題して、宮崎県西米良村の小川作小屋村運営協議会の上米良秀俊会長をお迎えしました。


For the 6th Rural Community Business Seminar 2016 (aggregate of 116) we welcome Hidetoshi Kanmera, chairman of Ogawa Sakugoya Village in Nishimera, Miyazaki prefecture and his talk is titled "Revitalizing an Unpopulated Area through a Farmer’s Restaurant Showcasing Cuisine Made by Local Grandmothers!”


宮崎県西部の山間部に位置し、豊かな自然に恵まれた人口約
1200人の西米良村の小川地区。住民100人ほどの集落ですが、地区内にある交流施設「おがわ作小屋村」には年間2万人超の観光客が訪れています。それはどうしてでしょうか?

その秘密は、過疎化・高齢化に直面しながらも、郷土料理を観光の目玉に据え、地域の特色を生かした住民主導の取り組みが実を結んだ。“おがわ作小屋村”の農家レストランのヒットによるものです。


Located in the mountains in the west part of Miyazaki prefecture, Ogawa district of Nishimera village with a population of about 1,200 is blessed with rich nature. The village itself has about 100 residents, however more than 20,000 visitors visit Ogawa Sakugoya Village each year. What draws them to this remote place? While confronting the depopulation and aging of the population, the secret is the local cooking as the centerpiece of sightseeing, and the efforts led by residents making the best use of traits of the village that bore fruit. It is due to the success of a farmer's restaurant "Ogawa Sakugoya Village ".

 

“おがわ作小屋村”は、「平成の桃源郷づくり」を掲げた地域の人々が、自らの背丈にあった資源を見出し、工夫を凝らした料理で里山集落に賑わいを取り戻しました。


Locals have detected the resources of their lands" and called Ogawa Sakugoya Village, the “Heisei’s paradise on earth” and regained crowds to the rural settlement with its culinary delicacies.

 

200910月にオープンした“おがわ作小屋村”は、地区住民の有志27人で構成された、小川作小屋村運営協議会が運営を担っています。


Ogawa Sakugoya Village that opened in October 2009 is managed by the Ogawa Sakugoya Village management council composed of 27 volunteers from the district’s residents.


同協議会の上米良省吾事務局長は、「ここの風景は、“桃源郷”そのもの。都会の人が田舎の人と触れ合い、癒やされて帰ってもらいたい」と胸を張り、移住者や若者が
Uターンしたりと地域に若者の明るい声も聞こえるようになっています。高齢化率が72%まで高まり、消滅の危機にあった集落が沢山の交流人口を誇るようになった取り組みの秘訣を探りました。


Shogo Kanmera secretary general of the council said, "The landscape here is a paradise on earth. I want the urbanites to interact with the rural people to be healed and return home." Emigrants and young people have made a U-turn and the area has been able to hear the bright voices of young people. The elderly population rate increased to 72%, and the secret is in the initiatives that brought on a multitude of exchanges to the settlements that were in danger of extinction

講演する上米良秀俊氏

小川作小屋村のWEBサイト

小川作小屋村のWEBサイト

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まちむらセミナー事務局
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