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「第11回オーライ!ニッポン大賞表彰式」及び「オーライ!ニッポン全国大会2013」が開催されました(11月8日)

2013.11.27

オーライ!ニッポン大賞の受賞者の皆さま

 さる平成25年11月8日(金)、林芳正農林水産大臣のご出席のもと、東京都の千代田区立日比谷図書文化館で「第11回オーライ!ニッポン大賞表彰式」と「オーライ!ニッポン全国大会2013」が開催されました。

  以下、概要をご報告します。

(1)第11回オーライ!ニッポン大賞表彰式
  ・主催:オーライ!ニッポン会議(都市と農山漁村の共生・対流推進会議)、農林水産省
  ・協賛:一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構

(2)オーライ!ニッポン全国大会2013
  ・主催:一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構
    ※農林水産省「平成25年度都市農村共生・対流総合対策交付金事業」の一環として実施。
  ・協力:オーライ!ニッポン会議(都市と農山漁村の共生・対流推進会議)


第11回オーライ!ニッポン大賞表彰式

 養老孟司オーライ!ニッポン会議代表と林芳正農林水産大臣の挨拶に続いて、各賞の受賞者に賞状と副賞が贈呈された。受賞者の概要は、下記のPDFを参照。

  記念撮影の後、受賞者の皆さんから一言づつスピーチと、安田喜憲審査委員会長から講評をいただいた。グランプリの「おうしゅうグリーン・ツーリズム推進協議会」(岩手県)のスピーチでは、10年間にわたって交流を続けている横浜市立浦島丘中学校の生徒の皆さんから体験談が発表された。

横浜市立浦島丘中学校の生徒の皆さん横浜市立浦島丘中学校の生徒の皆さん
安田喜憲審査委員会長の講評安田喜憲審査委員会長の講評

オーライ!ニッポン全国大会2013

  基調講演では、養老孟司オーライ!ニッポン会議代表から、人の頭と体の関係にたとえて、都市と農山漁村の交流を通じて、日本が心身ともに健全な状態にしていくことの重要性が指摘された。

 事例発表では、千葉市立川戸小学校の永野校長と、6年生の生徒の皆さんから、長野県で実施している山村留学推進事業の取組みと経験談が発表された。
  続いて、都市から農山村に移住して地域おこしに関わっている2人の若者が経験談を披露。長野県飯山市で観光振興に携わる柴田さほりさんは、農林水産省の「田舎で働き隊」をきっかけに移住した。長野県小谷村で古民家ゲストハウスを営む辰巳和生さんは、大学卒業を機に山村留学で暮らした村に移住した。
  さらに、NPO法人日本セルプセンターの太田衞副会長と、農業法人京丸園株式会社の鈴木厚志代表取締役から、農業と障害者福祉の連携という新しい都市農村交流の切り口が提示された。

  特別講演では、インド出身のアメリカ人で、日本、アジア、ヨーロッパを行き交うライフスタイルをしているディロン・マーティー財団のソニア・ディロン・マーティー代表から、外国人旅行者の受入の観点から、日本の農山漁村の魅力と伝え方について述べられた。

  平野啓子オーライ!ニッポン会議副代表からは、万葉集の舒明天皇の歌や、明治時代のトルコの軍艦「エルトゥールル号」海難事故等のエピソードから、2020年オリンピックの東京開催を契機に、多くの外国人に日本の美しい農山漁村を楽しんでもらいたいと、地域へエールが送られた。

 最後に、事例発表者をパネラーとして分科会を開催し、来場者とともにこれからの都市と農山漁村の共生・対流のあり方を議論した。

「都市と農山漁村は、人の頭と体の関係と同じ」と養老孟司代表「都市と農山漁村は、人の頭と体の関係と同じ」と養老孟司代表
日本の農山漁村の魅力を語るソニア・ディロン・マーティーさん日本の農山漁村の魅力を語るソニア・ディロン・マーティーさん
「外国人旅行者にも日本の美しい農山漁村を訪れて欲しい」と平野啓子副代表「外国人旅行者にも日本の美しい農山漁村を訪れて欲しい」と平野啓子副代表

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(一財)都市農山漁村交流活性化機構
まちむら交流きこう)
オーライ!ニッポン担当
(ohrai@kouryu.or.jp)

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