オーライ!ニッポン山形シンポジウムが盛大に開催

2008.10.08

2007年11月16日
オーライ!ニッポン山形シンポジウムが盛大に開催

川勝平太オーライ!ニッポン会議副代表
パネルディスカッションの模様

11月16日(金)、山形県山形市「ホテルメトロポリタン山形」において、オーライ!ニッポン会議主催、山形県、山形県グリーン・ツーリズム推進協議会、農林水産省及び(財)都市農山漁村交流活性化機構共催、総務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、環境省、JR東日本山形支店、おいしい山形推進機構、山形県市長会、山形県町村会、山形県農業会議、山形県農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会山形県本部、全国農業協同組合連合会庄内本部、やまがた観光キャンペーン推進協議会、社団法人山形県観光物産協会後援により「オーライ!ニッポン山形シンポジウム」が盛大に開催されました。

 川勝平太オーライ!ニッポン会議副代表、山下一仁農林水産省農村振興局次長、日野雅夫山形県副知事、また来賓として、自由民主党、都市と農山漁村の共生・対流調査会会長の遠藤武彦衆議院議員がご出席の中、約250名の参加者を得て開会しました。

 シンポジウムは、女優の藤田弓子さんの「いくつになっても旬」の基調講演で始まりました。テレビ取材等で出掛けた農山漁村地域で出会った方々の紹介、人をお迎えする心がけ、地域へ溶け込む大切さなど、ご自身の体験から多岐にわたるお話いただきました。
続いて、「やまがたで過ごす至福の時(とき)~休日から定住まで~」をテーマに、川勝副代表をコーディネーターに、栗田和則さん(暮らし考房主宰)、遠藤周次さん(ゆうきの里・さんさんチーフマネージャー)、小野寺美佐子さん(農家の宿母家主宰)、齋藤万里子さん((有)鳥海山麓齋藤農場取締役)によるパネルディスカッションが行われました。
 交流活動を行う中での受入の心構えや、移住経験からの農的暮らしの価値などが語られる中で、山形県の農山漁村の魅力をアップし、観光やグリーン・ツーリズムへの誘客、そしてその動きを定住に繋げて行くには何が必要か、熱心に意見交換が行われました。
 海あり、山あり、温泉あり、そしておいしい農産物のあふれる、資源豊かな山形から、「人・もの・情報」の循環を活発化する、都市と農山漁村の共生・対流推進の重要性を情報発信できたことで、都市からの交流・二地域居住・定住を受け入れる事が、農山漁村への刺激になり、地域の活性化はもちろんのこと、地域に住む人々の元気と活力にも繋がることが期待される内容となりました。