ホーム > イベント・セミナー > まちむら交流きこうセミナー > 平成27年度 第6回農山漁村コミュニティビジネスセミナー【地域との共生を考えた販売戦略】開催結果

平成27年度 第6回農山漁村コミュニティビジネスセミナー【地域との共生を考えた販売戦略】開催結果

登壇者

JAおちいまばり(越智今治農業協同組合)直販開発室室長:西坂 文秀 氏

セミナー開催報告(2015年11月24日開催)

なぜ、農協が取り組むのか?営農と農家生活を守ることが農協職員ミッションだから。

目指すのは、地域社会をつなぐ核となり地産地消を究めて、小さな今治の経済の中でお金が回るようにしていくことです。

・TPPの原則合意で、農林水産業、農山漁村の今後の有り方に、不安感が増していますが、厳しい環境のなかでもて目覚ましい成果を挙げている農産物直売所があります。

JAおちいまばり(越智今治農業協同組合)直販開発室室長 さいさいグループ代表 西坂 文秀 氏をお招きして、「農産物直売所の経営と地域活性化」のセミナーを開催しました。マスコミ、旅行会社、ネット会社、直売所関係者、行政、学生、農協、コンサルタントの皆さんが参加しました。

・さいさいきて屋はJAおちいまばりが運営する日本最大規模の直販所で、今治産農産物、海産物、畜産物の地産地消型テーマパークで、今最も注目すべき農産物直売所です。

2000年に小さな直売所からスタートし、栽培した野菜を自分で値付けをし自身の名前を付けて売る喜びに、農家が目覚め、高齢農家がやる気をだしました。店には、少しでも良い売り場を確保しようと早朝から農家の行列ができます。高齢農家の「やる気パワー」が、直売所の豊かな店頭を生み出しだのです。そうした高齢農家の姿を見た若者が農業に参入するケースも増えています。

さいさいきて屋は、平成19425日、会員1332名、売り場面積(560坪)を誇る 国内最大級の農産物直売所として、今治市中寺にオープンしました。

直売所の売り場面積562坪は全国一であり、10万人の商圏人口のなかで年間120万人が訪れ、売上高は27億円に上ります。旬の野菜や名産品の柑橘類から瀬戸内海の魚まで地元の食材が圧倒的な量で並びます。生産と販売の拠点さいさいきて屋を通じて、この10年間、農家会員数の増加は目覚しい飛躍を遂げています。高齢者問題や収入面での不安から、減少傾向にあった農業という職業に対し、もう一度農業をしてみよう、これから農業をしたいという人々が、この10年間の彩菜会員数の増加推移という形で証明されているのです。

 さいさいきて屋は、高齢の農家に販売の道を開いただけでなく、買い物に不便な島などに暮らす高齢者、いわゆる「買い物難民」を手助けしようと、ネット通販も始めました。農家と消費者を結ぶために、さらに一歩踏み出した農産物直売所として、目指すのは、地域社会をつなぐ核となり地産地消を究めて、小さな今治の経済の中でお金が回るようにしていくことです。


●西坂さんの印象的な言葉。

・なぜ、日本一規模農産物直売所を作ったのか?直売所は、必ず淘汰時代が来る、そうなると直売所は大型化し、特徴を出さないと生き残れない。

・なぜ、農協が取り組むのか?営農と農家生活を守ることが農協職員ミッションだから。小規模農家は、出荷制限を受ける。そうした農家の受け皿となって、農産物作る嬉しさ、消費者自分作ったものを喜んで売れる楽しみの場を提供したい。

・農家のための農産物直売所とは、売れることよりも、売れ残りをいかにないようにするかだ。売れ残りを、その価格で買い取り加工品等にして、無駄にしない。

・失敗しない方法とは、成功するまで諦めず取り組むこと。

 

 

お問い合わせ先

(一財)都市農山漁村交流活性化機構
(まちむら交流きこう)
まちむらセミナー事務局
(seminar@kouryu.or.jp)

〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町45 神田金子ビル5階

TEL
03-4335-1985
FAX
03-5256-5211

お問い合わせ