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平成27年度 第3回農山漁村コミュニティビジネスセミナー【週末は田舎暮らし---ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記】開催結果

登壇者

馬場未織 氏

NPO法人 南房総リパブリック理事長:馬場未織(ばば・みおり) 氏

1973年東京都生まれ。1996年日本女子大学卒業、1998年同大学大学院修了後、建築設計事務 所勤務を経て建築ライターへ。プライベートでは2007年より家族5人とネコ2匹、その他その時に飼う生きものを連れて「平日は東京で暮らし、週末は千葉県南房総市の里山で暮らす」という二地域居住を実践。東京と南房総を通算約200往復する 暮らしの中で、里山での子育てや里山環境の保全・活用、都市農村交流などを考えるようになり、2011年に農家や建築家、 教育関係者、造園家、ウェブデザイナー、市役所公務員らと共に任意団体「南房総リパブリック」を設立し、2012年に法人 化。現在はNPO法人南房総リパブリック理事長を務める。メンバーと共に、親と子が一緒になって里山で自然体験学習をする「里山学校」、東京に野菜の美味しさを届ける「洗足カフェ」(目黒区)、里山環境でヒト・コト・モノをつなげる拠点 「三芳つくるハウス」の運営などを手掛ける。

セミナー開催報告(2015年8月4日開催)

新鮮さが味だったと、本当の贅沢に気付いた。

千葉県南房総市三芳町に8700坪の農地を購入した。

馬場未織 氏は、平日は東京で暮らし、週末は千葉県南房総市の里山で暮らす」という二地域居住を実践している。東京生まれ、建築を学び、卒業後は建築関係の仕事、フリーライターをしながら家族5人とネコを連れて、週末田舎暮らしをしているのだ。金曜日の夜に子どもたちを乗せて、アクアラインで千葉への南房総へ。その南房総では、週末田舎暮らしをしながら、仲間たちとNPO法人 南房総リパブリックを設立し理事長として、事業を推進している。どうして、田舎暮らしなのか。どうやって田舎を見つけたのか。都会と田舎、家族と個人、仕事とプレイベーとの楽しみなど複層するライフスタイルの実践について、実態と魅力を語っていただきました。

・千葉県南房総市三芳町に8700坪の農地を購入した。(農業者である。)

・夫婦ともに東京生まれ、子どもは、生き物大好き。子どもの発する自然への欲求にこたえるために、わたしたちの代からの田舎を持とうとした。

・東京で子どもに自然体験等の満足させるアクティビティを考えるとかなりのコストがかかる。田舎暮らしも良いのではないか。できると考えて場所を探した。

・子どものためにと言いながら、私の内なる野心もあって、二地域居住取り組んでいる。

・はじめは自給自足には興味なかったが(コストパフォーマンスが悪いから)、ある日ジャガイモの種芋を地域の人が私の土地に植えた。雑草をとったりと栽培しているうちに、徐々に愛着が出てきて畑作業が面白くなった。30歳過ぎてはまった。

・新鮮さが味だったと、本当の贅沢に気付いた。

・雑草とりなどは、口うるさい地元の人がいないとできない。その人が廻りに注意することで、雑草が刈り取られ綺麗な景観が維持されている。

・最初は、文句を言われてどうしようかとも思った。土地を買って来ていたから話し合いができた。実際に話してみてみると良い人で、地域の会合にもできるだけ出るようにしている。そこでいろいろな情報を収集している。

・NPOの活動では、南房総の外に魅力を伝える千束カフェ(南房総の野菜を活用した料理店、毎日シェフがかわる)。コアなファンを育てる里山学校(地域のさまざまな体験ができる)、拠点を作る。つくるハウス(三芳でいろんなことができる)の3段階で事業に取り組んでいる。

・一人で引っ張るのは、大変だがやりたい人が出てくるように仕向けている。それをみんなで手伝い実施している。

・里山学校の体験プログラムは、地元の農家が中心やっている。参加者の約半分がリピーター、飽きられないように、ニーズを皆で考えている。

 

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