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平成26年度 第13回農山漁村コミュニティビジネスセミナー 「都市農山漁村交流編4」開催結果

登壇者

須山 一 氏

雲南農業協同組合 営農部次長 兼 特産課長:須山 一 氏

○1962年島根県奥出雲町生まれ。 島根県協同組合学校卒業後、JA雲南に入組。 ○昭和58年農協の業務として松江・米子の青果市場でバイヤーを経験する。 平成2年には第3セクター町農業公社にJAから出向し、農産物の「展示即売」「食味提供」部門の責任部署を担当し、地産地消活動の礎を築いた。 ○平成8年JA雲南に復帰し、機構改革に基づく「マーケティングチーム」とし   て「奥出雲ブランド」の総合的な販売戦略を打ち立て、県内JAにでは珍しい 販売方法を確立。その後、地産地消事業を通し、地域振興を図りつつ農家との 接点をより親密にし、阪神方面への販路を構築し、「地産都商」と銘打ち新たな 生産流通事業を構築する。 ○「奥出雲産直推進協議会」は、平成19年3月に地産地消優良活動表彰の農林 水産大臣賞を受賞。 ○平成20年より、自らの体験談を多くの農家生産者や関係機関に講演や視察受 入等で紹介し中山間地域の農業の再生を願うJA職員

セミナー開催報告(2015年1月23日開催)

 お客様(消費者)の期待を裏切らない「おもてなしの心」

1.「求められる直売所の連携」

① 直売所の現状について
直売所は「農家の店」だったはずが、利益第一主義的な「アグリビジネス」の大波にのみこまれつつある。(本来の存在意義を見つめ直す時期にある)。

② なぜ連携が求められるのか
高齢化・後継者不足・遊休農地の拡大など多くの問題を抱える中山間地域の農業を本気で守る為に、零細な直売所菅野連携が大切。
都市が忘れてきてしまった農村文化の掘り起しと発信を中心とした、「地域を元気にするもの」でなければならない。

③ 多様な連携形態について地域の直売所間連携のみならず、農商工連携、市町村間の連携も必要。
地域ごとの直売所の特徴や特色は最大限その地の直売所で活かすことことが重要だが、大型店舗に対抗すべき地域間連携は不可欠。

④ 消費者は直売所に何を求めているのか
大型スーパー並みの品揃えの直売所 VS アットホームな素朴な直売所
あるデータによると、1番-鮮度 2番-価格 3番-地元の旬の品 4番-雰囲気・・・
お客様(消費者)の期待を裏切らない「おもてなしの心」
癒しの場、お得の場、珍物との出会いの場、観光の場・・・

2.「中山間地域における直売所の役割」

~高まる連携拠点としての役割について~

① 生産者の視点から見た直売所
農業所得向上の場が優先し、本来の直売所が持つ重要な意義が失われつつある。
直売所の原点である「農家が作り農家が売る」というスタイルをいかに保つかが重要。

② 産直活動の拠点として
地域で生きるためのアイテムであり、農耕民族としてのツールである。

③ 6次産業化の拠点として
国の「6次産業化」施策に後押しされ、農家の手造り加工、農産物直売所や農業体験型観光に社会的に大きな注目が集まり、食農連携・農商工連携による地域振興の取組みが盛ん。
農産物直売所の売上高の約半分が、加工品。

④ 食文化の拠点として
直売所は、伝統野菜、地域限定野菜、気候風土が生み出した大地の恵みの提供場。
伝統料理の継承や主婦のアイデアや料理の才能が花を咲かせる。

⑤ 地産地消から地産都商へ
都会の方にも野菜のお裾分け
決して箱モノは建てない! 産地の都合で開催! 農家参画型野菜市! サテライト方式

⑥ 地域との関わりと今後の目標
本来の農産物直売所の原点とは何なのかを見つめ直すことが重要。
後継者不足の解消は、すべてに関して魅力ある直売所を生み出すことにかかっている。
特に山間部では、そこでしか生きられない高齢者が多く存在している現状を踏まえる。

お問い合わせ先

(一財)都市農山漁村交流活性化機構
(まちむら交流きこう)
まちむらセミナー事務局
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