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016全国廃校活用セミナー(東北地区)in山形県高畠町 開催報告

2016全国廃校活用セミナー(東北地区)in山形県高畠町 開催報告

農山漁村地域においては人口の減少や高齢化、社会資本の老朽化や廃校等に伴い、集落機能や地域活力の低下が進行しており、農山漁村に受け継がれている豊かな地域資源を最大限活用した地域の活性化に取り組むことが必要とされています。このため、廃校活用をテーマとする各種情報提供を行い、農山漁村地域の活性化を支援することを目的に、「2016全国廃校活用セミナー(東北地区)in山形県高畠町」を開催いたしました。
【主催】一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構
【後援】山形県高畠町、NPO法人はじまりの学校
日  程
2016年10月26日(水曜日)~27日(木曜日)
募集人数
計63名参加
開催場所
熱中小学校(旧時沢小学校/山形県東置賜郡高畠町時沢1256-1)
対象
廃校活用検討者・実践者、行政職員、廃校活用に関心のある方等

<10月26日 (第一部/初日) >
12:30 ◇開場・受付
13:30 ◆開会 
      挨拶  山野昭二 一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構専務理事
13:40 ◆事例報告Ⅰ 『MORIUMIUS(旧桑浜小学校/宮城県石巻市)』
      講師  立花貴 公益社団法人MORIUMIUS代表理事
14:30 ◆事例報告Ⅱ 『遠野みらい創りカレッジ(旧土淵中学校/岩手県遠野市)』
      講師  菊池倫史 遠野市経営企画部まちづくり再生担当主任
15:20 ◆事例報告Ⅲ 『五城目町地域活性化支援センターBABAMEBASE(旧馬場目小学校/秋田県五城目町)』
      講師  柴田浩之 五城目町まちづくり課まちづくり係長
16:10 ◆事例報告Ⅳ 『熱中小学校(旧時沢小学校/山形県高畠町)』
      講師  石黒浩司 廃校再生プロジェクトNPO法人はじまりの学校事務局長
17:00 ◆終了

17:30 ◆交流会(※希望者のみ)
19:30 ◆終了

<10月27日 (第二部/二日目) >

09:30 ◆特別講演 『シェアリングエコノミーの衝撃』
      講師  重松大輔 熱中小学校校長、株式会社スペースマーケット
10:30 ◆廃校活用に係る情報提供及び意見交換会
      司会  畠山徹 一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構業務部参事 
      講師  事例報告4名
11:30 ◆閉会

事例報告Ⅰ◆MORIUMIUS(旧桑浜小学校/宮城県石巻市)

講師 立花 貴

公益社団法人MORIUMIUS代表理事。1969年宮城県仙台市生まれ。東北大学法学部卒業後、伊藤忠商事株式会社入社。2000年株式会社エバービジョン設立。2010年薬師寺門前AMRITを運営。2011年東日本大震災直後、母と妹の安否確認で宮城へ向かい震災地での支援活動を行う。同年5月、公益社団法人sweet treat 311(現公益社団法人MORIUMIUS)を設立し代表理事に就任。2015年こどもの複合体験施設MORIUMIUSオープン。2015年度ふるさとづくり大賞(団体の部)総務大臣賞、第13回オーライ!ニッポンフレンドシップ大賞、第3回 日経ソーシャルイニシアチブ大賞 (東北部門賞)等受賞。

MORIUMIUSは、2003年3月に閉校となった雄勝地区の旧桑浜小学校を活用し、滞在型複合体験施設として2015年5月にオープン。公益社団法人MORIUMIUSにより運営されています。築93年の木造校舎の改修に際しては、2013年、雄勝学校再生プロジェクトとして地区会長、診療所医師、役場職員、教員、漁師など地元住民が中心となり「ぬくもり実行協議会」を結成。毎月1回のボランティアと地元の住民協働で改修作業が行われ、カタールフレンドシップ基金や三菱商事復興支援財団など国内外の企業や財団からの寄付と助成金に加え、クラウドファンディングも活用し資金を調達。SNSなどを通じて現地の「今」を発信して多くの人を呼び込み、支援者や協力者の手作業で改修を進めるなど延べ約5000人以上がこのプロジェクトにかかわっています。雄勝ならではの森と海と食と季節を大切にし、7泊8日プランを主とし、1泊2日/2泊3日の短期滞在もあります。多様性・地域性・持続可能性を学びのテーマとしたた体験型学習の事業展開が行われています。2015年7月~2016年6月宿泊者数2,000人。

事例報告Ⅱ◆遠野みらい創りカレッジ(旧土淵中学校/岩手県遠野市)

講師 菊池 倫史  

岩手県遠野市経営企画部まちづくり再生担当主任
1982年岩手県遠野市生まれ。
2005年遠野市役所に勤務。財政課管財担当、建設課管理担当、公民館、企画秘書広報担当、まちづくり再生担当で勤務し、2016年から富士ゼロックス株式会社へ研修派遣となり、旧土淵中学校を活用した遠野みらい創りカレッジの担当となる。

遠野みらい創りカレッジは、2013年3月に閉校した遠野市土淵地区の旧土淵中学校の校舎を活用し、企業・大学・自治体など様々な立場の人が地域に入り連携をすることでそれぞれの課題を発見し、成長支援のため知恵を出し合える場「ふれあうように学ぶ場」として2014年4月に開校。運営は、遠野市と富士ゼロックス株式会社とによるカレッジ運営協定締結のもと、開校当初、両者より常駐職員を派遣し遠野みらい創りカレッジ事務局により行われていましたが、2016年4月より一般社団法人遠野みらい創りカレッジを設立し、運営が行われています。
遠野の魅力を発信しながら、多主体の交流による研究・芸術・文化・産業などの分野における遠野の魅力発見と、まちづくりの潜在的な課題探索と解決手段の検討を目指し、社会人研修、小中高教育プログラム支援、大学フィールードワークなどのコーディネートや、地域人材・産業育成研修を中心とした各種プログラムなどの事業展開が行われています。2015年度カレッジ利用者は5,327人。

事例報告Ⅲ◆五城目町地域活性化支援センターBABAME BASE(旧馬場目小学校/秋田県五城目町)

講師 柴田 浩之  

五城目町まちづくり課まちづくり係長
1974年山形県新庄市生まれ。
2000年五城目町役場に勤務。国保、秘書・広報、財政・電算担当を経て、2011年からまちづくり課で勤務。旧馬場目小学校を活用した五城目町地域活性化支援センターBABAME-BASEの運営のほか、企業誘致、移住・定住対策、地域おこし協力隊、起業支援、地方創生の業務を行う。

五城目町地域活性化支援センターBABAME BASEは、2013年3月に閉校した五城目町馬場目地区の旧馬場目小学校の校舎を活用し、起業やコミュニティ活動などを実施する事業者を支援し、入居企業・団体が更なる活躍を広げるための活動の場や地域交流の基点(BASE)として2013年10月に開設。運営は五城目町により行われ、地域おこし協力隊の事務所としても利用されています。
五城目町地域活性化支援センターでは年間を通じて、五城目町・横手市で起業する土着ベンチャー(ローカルベンチャー)向けビジネスプランコンテスト、五城目ソーシャル・ラボ(東京大学大学院の工藤先生と五城目高校の生徒がチームで地域を研究していく活動)、わらしべ塾実験教室(五城目町放課後子ども教室)、オトナの修学旅行(女性を対象にした起業支援プログラム)、花咲かせ隊スキルアップ研修会(少子化対策の取り組みとしての独身男女の出会い、結婚支援)等が開催されています。開設以後の来館者数は延べ10,000人、2016年11月現在の入居企業は13社。

事例報告Ⅳ◆熱中小学校(旧時沢小学校/山形県高畠町)

講師 石黒 浩司  

廃校再生プロジェクトNPO法人はじまりの学校の事務局長
1976年山形県天童市生まれ。
地方銀行及び地方自治体の勤務経験を経て、2015年旧時沢小学校を活用した熱中小学校の運営のために設立された廃校再生プロジェクトNPO法人はじまりの学校事務局長を務める。

熱中小学校は、2010年3月に閉校した旧時沢小学校を活用し、「もう一度7歳の目で世界を」を合言葉に、20~80歳の大人の出会いと学びを提供する場として2015年10月に開設。運営は、廃校再生プロジェクトNPO法人はじまりの学校により行われています。
地方創生の基本課題である経済の衰退と人口の減少の悪循環構造からの脱却を目指し、企業ではなく人を地域に呼び戻すべく、経営改革や事業創造を先導する高度人材、将来を担う基盤人材が活躍する環境の実現に寄与することを目的に、メイン活動としての社会塾の開校、課外活動としての里山体験や技術学習、起業家支援としてのオフィス提供(サテライト)、地域活動としてのローカル開発などの事業展開が行われています。熱中小学校社会塾(半年が1クールで3年で卒業)は、第一期生84名、第二期生54名、約15教科等の教論(講師)は約80名。

質疑応答

特別講演  『シェアリングエコノミーの衝撃』

講師 重松 大輔  

株式会社スペースマーケット代表取締役/シェアリングエコノミー協会代表理事/熱中小学校校長
1976年千葉県千葉市生まれ。
早稲田大学法学部卒業後、NTT東日本入社し、主に法人営業企画、プロモーション(PR誌編集長)等を担当。2006年株式会社フォトクリエイトに参画し、新規事業、広報、採用に従事。2014年株式会社スペースマーケットを創業し、代表取締役に就任。2015年山形県高畠町でスタートした熱中小学校校長を務める。IVS Launchpad2014 spring準優勝、B dashcampピッチアリーナ2014優勝、Rising Expo 2014優勝等。

◆廃校活用に係る情報提供及び意見交換会

◆宿泊体験交流施設月影の郷(旧月影小学校/新潟県上越市)の横尾さん(月影の郷運営委員会会長)、◆飯南町谷笑楽校(旧谷小学校/島根県飯南町)の澤田さん(飯南町集落支援員/前谷自治振興会会長)、◆釣りキチ三平の里体験学習館(旧増田東小学校/秋田県横手市館)の古谷さん(横手市生涯学習課)、◆質美笑楽講(旧質美小学校/京都府京丹波町)の谷さん(絵本ちゃん店主)、細見ご夫妻(PandozoCaféオーナー・店長)、◆里山工房くもべ(旧雲部小学校/兵庫県篠山市)の細見さん(里山工房くもべ広報)石坂さん(篠山市地域おこし協力隊)、◆上郷カレッジ(旧上郷中学校/岩手県遠野市)の山田さん(遠野市地域おこし協力隊)、◆げんき館おおぶち(旧大淵小学校/福岡県八女市町)の藤中さん(八女市地域おこし協力隊)、◆旅人宿昭栄(旧昭栄小学校/北海道弟子屈町)の炭田さん(弟子屈町地域おこし協力隊)、◆はら笑楽交プロジェクト(旧原小学校/福島県会津若松市)の長谷川さん・渡辺さん(会津若松市農政課)、◆旧中二小学校(福島県石川町)の三森さん(旧中二小利活用特設委員会委員長)、◆旧小河内小学校(広島県広島市)の東さん(広島市地域おこし協力隊/安佐北区地域協力活動員)、◆熱中小学校(旧時沢小学校/山形県高畠町)の長谷川さん(高畠町地域おこし協力隊)より活動をご紹介していただきました。

交流会(フルール・ドゥ・ソレイユ)

お問い合わせ先

(一財)都市農山漁村交流活性化機構
(まちむら交流きこう)
廃校活用担当
(haiko@kouryu.or.jp)

〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町45 神田金子ビル5階

TEL
03-4335-1983
FAX
03-5256-5211

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