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平成14年度 調査・研究報告書の概要
地域活性化支援推進部


平成14年度 当きこうが実施した事業の報告書の内容等の概要をご紹介いたします。

※ここに記載した名称等は、実施当時のものです。

やすらぎの提供方策等に関する調査検討報告書


 「食料・農業・農村基本法」においては、農村振興策の重要な柱の一つとして、都市と農村の交流が位置づけられ、国民の農業・農村に対する理解と関心を深めるとともに、健康でゆとりある生活に資するため、都市と農村との交流の促進、市民農園の整備等が謳われている。この都市農村交流の推進に向けては、都市住民のニーズに対応した農業・農村の振興を進め、都市住民にやすらぎと潤いの場を提供し、健康的で豊かなライフスタイルの実現を図るとともに、グリーン・ツーリズムが国民運動として定着するようソフト・ハード両面から条件整備を進めていくことが求められている。本調査においては、その具体的施策展開の一つである市民農園に焦点をあて、今後の市民農園の普及・推進に資するため、市民農園に係る調査等を実施し、その結果をもとに、学識経験者等で構成される検討委員会において分析・検討し、その結果を報告書としてとりまとめたものである。

【 概要 】
第I章 調査趣旨及び滞在型市民農園実態調査
  1. 調査趣旨
  2. 市民農園実態調査
    (全体集計結果、形態別特徴、自由記述、まとめ)
    ※宿泊機能を有する全国の市民農園開設・運営主体を対象に平成14年8月にアンケート調査を実施(回答数64/送付総数78、回答率82.0%)
第II章 滞在型市民農園セミナー
  1. 開催概要
  2. 基調講演
  3. パネルディスカッション
  4. 現地視察
    ※平成14年9月24〜25日、兵庫県八千代町にて滞在型市民農園セミナーを開催
第III章 委員報告



平成14年度農山村地域魅力形成発信事業報告書
新しい社会創造における農村と都市−総括まとめ−


 20世紀から21世紀への時代転換という認識を前提に、新しい都市−農村論の再構築のために、次の3点についての実態に即した総合的検討をめざして研究を行った。(1)これからの地域論の構築は「地域の自律」の視点が重要、(2)「地域の自立」の地域ビジョンはどのように描かれるべきか、(3)いま「交流」「支援」はどのような方向を目指すべきか

【 構成 】
第1部 総括
  1. 現在日本農村地域論の課題と論点
  2. 農山村における地域づくりの新たな方向
    −地域活性化から地域自治へ−
第2部 講演記録
  1. 新しい人間的暮らし・地域社会形成における中山間地の可能性(高橋彦芳・長野県栄村長)
  2. 山間地域問題−現場からの発信−
    (佐藤藤三郎氏・山形県上山氏狸森在住)
第3部 現地研究会報告
長野県栄村、山形県金山町での現地研究会の報告 など



第12回全国むらづくり大会報告書
循環型むらづくりにむけて−拡がるバイオマスの可能性−


 農山漁村には本来自然の恵みにより作り出されるバイオマス資源が豊富に存在しており、家畜排泄物や間伐材などの農林漁業から発生するバイオマスを地域資源として活用し、自然循環機能や維持増進することにより新たな経済活動や雇用の創出など地域が活性化する可能性を秘めていると考えられることから、今後のバイオマスの可能性と循環型社会の創造について考えるため開催した。

【 講演内容 】
基調講演「循環型社会の創造に向けて」
養老孟司 北里大学教授

事例紹介
事例−1「地域と市民の関係づくり−レインボープラン」
 菅野芳秀 山形県長井市レインボープラン推進協議会企画開発委員会委員長

事例−2「地域のもっている力、人の持っている力を引き出す地元学のすすめ」
 吉本哲郎 熊本県水俣市農林水産課長

事例−3「生産者と消費者のつながるエコファーム事業」
 永見 猛 (有)みずほ協同農園(兵庫県三木市)常務取締役

事例−4「ゼロミッションの取り組み」
 植木庸幸 (株)荏原製作所総合事業総括事業推進センター事業推進室長



むらの伝統文化顕彰(漁村編)
−農山漁村伝統文化に関する調査研究報告書−


 日本文化の基調は恵まれた自然・風土に培われ、人々の正業の中から作り上げてきたものであり、自然との共生は日本人の生活・文化全般にわたり大きく関係してきたものである。しかし、第一次産業のかげりはそれ自体とともに、永井歴史の中ではぐくまれてきた日本の伝統文化をも衰退しつつある現状である。そこで今年度では、漁村における伝統文化に着目し、その歴史や成り立ちを探るとともに、今後の保存・伝承への課題について調査を行った。

【 概要 】
第1章 調査の目的と方法
第2章 漁村の成り立ち
第3章 漁村の伝統文化
3−1 伝統文化の定義
3−2 漁村における伝統文化
3−3 海人族
3−4 捕鯨
3−5 潜水漁法
3−6 木造漁船造船技術
3−7 伝統漁法
3−8 漁村における信仰
3−9 漁村における伝統芸能
事例:神奈川県三浦市「チャッキラコ」、千葉県千倉町「白間津の大祭」、静岡県相良町「御船神事」、三重県阿児町「安乗人形芝居」、兵庫県三原町「淡路人形浄瑠璃」 ほか
第4章 漁村伝統文化の保存と伝承