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高知の農(漁)家レストランは美味しい!

2008.05.12

地場の素材と料理を味わえることは 最高に幸せ!

農家レストランは、農家が自分達の作った食材を使って、地元で提供するレストランです。
その土地の素朴な家庭の味や郷土料理を出すお店から、オーベルジュのように地元の食材を高度に調理して出すお店まで幅広くあります。

なんで 農家レストラン?  と、都会の人は不思議に思われるでしょう。

田舎をドライブすれば わかります。
都会ではあたりまえの、モノ・サービスがありません。 集落を通り過ぎても商店が見当たりません。
コンビニやファーストフード店はもとより、ガソリンスタンドさえありません。食堂など なおさらです。

お昼をとろうとする場合 どうしますか?
農家レストランは 田舎をドライブする際にチェックしておかねばならない 貴重な食のサービス拠点なのです。
また、その地域に根ざした食材や地場の料理を楽しめる場所です。

 地場の野菜は当然ですが、その土地特有の地場産品 〜 行者ニンニク、タラの芽などの山菜やキノコ類。 アユやウナギなどの川魚。イノシシやシカなどのジビエ。 特色のあるカキやクリ、モモ、リンゴ、ミカンなどの果物。 輸入モノが中心の都会では味わえなくなった、地場産の手打ちソバ、手打ちウドン。 カツオや赤ザカナ、サザエ、シジミなどの海産物。 地鶏、地ポーク、地場牛などの肉類。 そして提供する食事場所も、カヤブキ民家や改造した古民家。廃校を活用したレストラン。漁師のオカミサン達が田舎の小さな漁港で開いているレストラン。など、変化に満ちた農家レストランが全国の田舎にはあります。   (カーナビGT協議会が集めた全国800軒以上のデータから。)


高知県で調査したお店を見てみましょう。



黒潮工房

マップコード:362568170*52

高知県高岡郡中土佐町久礼8009−11

 中土佐町の久礼漁港を見下ろす丘の上にあります。
久礼漁港は、カツオの一本釣り漁で有名で、「ビッグコミック」に16年間にわたって連載された漫画『土佐の一本釣り』の舞台となった所です。
主人公の名を冠した純平という地酒もあります。

屋内の他に、右端にオープンのテーブル席があります。その奥では、カツオを藁で焼いてタタキを作っています。
出来立ての本物のタタキが食べられます。
また、カツオのタタキづくりの体験も出来ます。


黒潮工房の外観


 メニューは、 黒潮工房一押しの 藁焼タタキ定食が 950円。  
久礼定食(藁焼タタキ、とこてん、久礼天のセット)。ちまきタタキ定食(藁焼タタキ、鰹ちまきのセット)。
ちまき久礼定食(藁焼タタキ、鰹ちまき、とこてん、久礼天のセット) なども950円。
七輪で焼いて食べる 干物定食は850円。

高知県に来て食べたカツオのタタキは、厚くボリューム感にあふれ、とても美味しく吃驚しました。
今まで、東京の居酒屋で食べていたあの小さなタタキは何だったんだ! と思ってしまいました。
こちらでは、その美味いタタキのなかで、更に、ワラで焼いた本物のタタキ かどうかが評価されるようです。(さすが本場です。)


黒潮工房の入口
タタキを作る様子 藁焼きでタタキをつくっています。


黒潮工房の隣には、温泉付き宿泊施設 黒潮本陣があります。 (というか、順序は逆であちらは本陣ですし、その隣が工房です)


久礼港 黒潮工房の裏手は崖で、久礼港が眼下に望めます。
黒潮本陣 こちらの露天風呂は大海原が望めるそうです。(黒潮本陣)


黒潮工房は漁家レストランとしては、観光地の要素が強い立地です。

営業時間: 午前8:00 〜 午後3:00
定休日: 第2木曜
電話: 0889−40−1160



風工房

マップコード:362568420*54

高知県高岡郡中土佐町久礼6782-1(新元町)

いちご農家のおかあさん達が始めたイチゴケーキ中心のスイーツの店です。
一階がケーキ売り場と奥は厨房。 二階がケーキとお茶のお店になっています。

朝どりの完熟イチゴをふんだんに使ったショートケーキが、食べる人の心を捕らえました。
「イチゴ農家の女性たちの手作りケーキショップ」、「朝採れイチゴ」ということでテレビ、雑誌、ラジオの取材も受けました。
今や大手航空会社から機内誌の通販にと依頼がくる人気です。

ひとけのない田舎の街道わきの店なのに、この日も とても混んでました。
女性ばかしの中に、調査の男性4名は目立ちました。


風工房の外観
風工房の店内


甘いものは苦手なので ケーキは遠慮して いちごアイスクリームにしました。 甘すぎずおいしかったです(笑)
内容はわかりませんがメニューを 書きます
   苺シフォンケーキ  ¥295
   苺とヨーグルトのムース  ¥260(6月〜9月)
   苺チーズケーキ ¥295
   苺ババロア ¥315(6月〜9月)
   苺ガナッシュ ¥315
   トロピカルムース ¥350(7月〜9月)
   苺ザーネ    ¥260  フルーツタルト ¥300(6月〜11月)
   苺ゼリー      ¥ 85  苺スムージー ¥420(5月〜10月)

営業時間: 午前10:00 〜 午後6:00
定休日:木曜日



上ノ加江漁港・わかしや

マップコード:362389730*80

高知県高岡郡中土佐町上ノ加江2574

 久礼漁港の南にある小さな漁村 ー 上ノ加江漁港内にあります。
のんびりしたとても静かな漁港で、上空を舞うトンビのピーヒョロロという鳴き声だけが耳につきました。


わかしやは、漁師のおかみさん達が運営しています。 
ここは終日営業ではありません。

高知県の農家レストランは、終日営業しているところは少ない、と思っていたほうがいいでしょう。
レストランの専業ではなく、おかみさん仕事をしながら、仲間で共同で運営しているからです。
(終日営業しなければならない程、人口は多くなく、お客もいないからでしょう。合理的です。)

ですから、時間を確認したり、予約を入れたりする必要箇所もあります。
ここでは、イセエビ汁は要予約(500円)です。


わかしや外観 食堂は二階です。港が眼下です。
外の港 網の手入れをしていました。
店内での食事光景 店内での食事光景。
定食+イセエビ汁 定食+イセエビ汁


ここの昼のメニューは、定食(850円)です。
特色は、港であがったサカナを使った「炊き込みご飯」。 赤ザカナがあがる港だそうで、東京では凄い高級魚のアカムツを使った アカムツの炊き込みご飯 が売りですが、いつもあがるわけではないので、出てくればラッキーです。この日はイカの炊き込みご飯でした。 湾内で昆布を養殖しているので、これは出ます。 珍しい長太郎貝(ひおうぎ貝)も養殖しているので予約すれば可能でしょう。
最後にコーヒーが出てくるのが嬉しいです。


1時40分から隣の漁協の建物でセリが始まります。
誰でも参加出来ます。 カツオや赤いサカナが並んでました。


セリの様子
セリの魚 アカムツではありませんでした。
カツオ カツオです。


ここでは漁師体験も出来、体験メニューも色々とあります。
学校などの団体が体験で訪れるときは、この食堂は貸切になる場合があるので確認が必要です。

このあたりは食べるところがないので、わかしやは貴重な食事ポイントです。

営業時間: 午前8:00 〜 午後1:00
定休日:火曜日  当日10時までに要予約
電話: 0889−54−0888



北辰の館

マップコード:362518172*13

高知県高岡郡窪川町日野地605-1

 四万十川上流域の松葉川温泉に隣接してあります。
地場でとれたそば粉を使った、そば打ち体験施設で、もちろん体験なしでのそばも食べられます。
メニューは、ざるそば 600円、かけうどん 450円 土佐ジロー炊込みごはん 200円(土佐名物の鶏)などです。
実証実験モニターのレポートでは「量、味とも とても満足した。」とありました。
山奥では珍しい贅沢な体験施設です。


北辰の館の外観
渓谷 隣の温泉は渓谷に位置しています。


営業時間: 午前10:30 〜 午後5:00
休業日: 第3木曜日
電話: 0880−23−0615



しゃえんじり

マップコード:764306862*15

高知県四万十市西土佐口屋内76
口屋内沈下橋 口屋内沈下橋です。  しゃえんじりは右手の集落で川に面した建物です。四万十川を眺めながら食事できる東屋もあります。

 四万十川は、下流の中村から、上流の江川崎までの間は、のんびりした風光明媚な流れです。
 車で走っていると、狭い川沿いの道には、小さな集落が点在していますが、食べるところはありません。
しゃえんじりは、貴重な食事場所です。


 地元の農家のおかみさんグループが運営しています。
しゃえんじり(菜園端)って、農家の庭先の畑という意味だそうです。そこで採れる野菜が中心で、野山や川でとれた珍しい食材が加わります。田舎料理のバイキング形式のレストランです。

煮っ転がしなどに、鹿肉を使ったスブタとか、山菜とか、地場の珍しい食材が並んでました。 お椀は四万十川のモズクガニ。
全体に野菜中心のヘルシーな料理で、自然のめぐみがいっぱい、という感じでとても気に入りました。


しゃえんじり外観
厨房の様子
料理の様子
料理を盛りつけた様子


このあたりは食べるところがないので、しゃえんじりは貴重な食事ポイントです。
バイキング形式 1000円 (多人数の場合は前日までに予約)

営業時間: 午前11:30 〜 午後2:00
休業日: 毎週水曜
電話: 0880−54−1477



くさぶき

マップコード:392803332*64

高知県高岡郡梼原町太郎川3799−3(太郎川公園内)

藁葺き民家が3軒 移築されている太郎川公園内にあります。 その真ん中に位置する茅葺き民家を改造した農家レストランです。 民家の屋内空間は天井が高く、ゆったりしていて気持ちよいです。 テーブル席で、長ドライブの疲れを休めました。


くさぶき外観
キジ肉のまぜご飯 地元の食材です。キジ肉のまぜご飯でした。


ここのメニューは、檮原で育った新鮮な食材を使った田舎料理です。
お勧めは龍馬脱藩の道にちなんだ「脱藩定食」です。
きじめし、ゆすはらそば(太くソバ100%のようで食べ応えがあります)、それに煮物や山菜の炊き合わせなどの皿がつきます。
家庭でのおもてなし料理のような感じです。  くさぶき定食は800円。一番高い 脱藩定食は1000円でした。

このような田舎にぴったしの、ふるさとの味という感じのとても美味しい食事でした。
 
営業時間: 午前10:00 〜 午後 3:00
無休
電話: 0889−65−0500



窪津漁港 海鮮館

高知県土佐清水市窪津482−2

足摺岬の手前にある窪津漁港は、クジラからイワシまで捕れるそうです。 漁協のおかみさん達が、地元の漁師料理を出す、海鮮館をオープンしました。 海鮮定食、日替定食などを出すそうですが、時間が無く、直売所・大漁屋のほうしかチェックできませんでした。 この漁家レストランは期待がもてそうです。


海鮮館の外観
直売所 大漁屋


辺鄙なところですが、漁業体験とかホエールウォッチングとか、交流活動を元気に行っています。


漁港 漁港です。
ホエールウォッチングなど受け付け ホエールウォッチングなど受け付けてます。
カサゴ 大きなカサゴが一匹500円!!


営業時間: 午前8:00 〜 午後 4:00 :5:00〜8:00(要予約)
定休日:水曜
電話: 0880−82−7711


以上が、今回取材した、それぞれ個性的な農家レストランです。   高知の農家レストラン、漁家レストランはオススメです。 ライブの際には是非立ち寄ってください。 ※定休日、営業時間は取材時のものです。 必ず確認してからお出かけください。 (宇田川)