発刊にあたって
グリーン・ツーリズムを通じて農村地域の活性化を図るためには、農家民宿や農家レストラン、農産物直売所等のグリーン・ツーリズム関連ビジネスを育成し地域全体として受入れ体制を整備する必要があります。そのためには、地域リーダー等組織の中核となる有能な人材の確保に加えて、幅広い地域の関係者の合意のもとに地域の人々が力をあわせて都市住民を受入れる、「地域ぐるみ」の取組体制をつくる必要があります。
そこで、全国各地の先進事例をもとに、地域ぐるみグリーン・ツーリズムを推進するにあたり、その中核を担う組織の整備や人材の育成手法、体験メニューづくりや情報発信など具体的な活動内容、さらには、農産物直売所、農村レストランなどのコミュニティ・ビジネスの育成手法等について検討し、このたび本書としてとりまとめました。
本書が全国各地でグリーン・ツーリズム推進に関わる多くの皆様に活用されることを期待しています。
本書の特徴
本書においては、わが国ですでに実践されている各地のグリーン・ツーリズムをいくつかのタイプに分けて紹介するとともに、その中から1.集落などの地域による共同受入れ、2.有志グループによる共同受入れ、3.公社・団体などと地域との共同受入れ、4.市町村全域での受入れの4つのタイプを地域ぐるみグリーン・ツーリズム事業としてとりあげ、その起業化及び運営の方策について説明しています。





